アニメ「銀河英雄伝説」が、装いも新たにリメイクされて放送されていると気付いたのが、つい1ヶ月前。
ある日、なんとなしに流していた動画配信サービスから、宮野真守さん、梅原裕一郎さん、石塚運昇さん、鈴村健一さん、のお声が聞こえてきて…、「何の作品?」と思い、よくよく観ると「銀河英雄伝説」ではありませんか!
2018年から「銀河英雄伝説 Die Neue These」と題して、キャラクターデザインも今っぽく、担当声優さんも新しくなって放送されているようなのですが、観ているうちに中村悠一さんや坂本真綾さんのお声も聞こえてきて、耳が興奮状態、まったく話の内容が入ってきません。
ということで、一旦落ち着くためと、新バージョンの「銀河英雄伝説」を観るならば、1988年に放送された元々の「銀河英雄伝説」を観なくてはと、まずは元々の「銀河英雄伝説」を観ることにしました。
銀河英雄伝説とは?
「銀河英雄伝説」は、田中芳樹によるSF小説を原作とした作品です。
舞台は、遥か未来(西暦でいうと、おそらく西暦3000年より先のお話です。)、銀河に進出した人類は、銀河帝国と自由惑星同盟という二つの陣営に分かれて、150年もの間戦争を続けています。
この長く続いた戦争が、銀河帝国に若干20歳のラインハルト・フォン・ローエングラムが、そして自由惑星同盟にヤン・ウェンリーという人物が現れたことで、終結へ向けて進んでいきます。
ラインハルトは金髪にアイス・ブルーの瞳を持つ美しい青年。貧しい貴族の家に生まれ、10歳の時に姉のアンネローゼが皇帝に召し抱えられえたことをきっかけに、いつか姉を皇帝から取り戻す力を手にするため、軍人を目指します。
一方、ヤン・ウェンリーは歴史学者を目指していましたが、父が急死して経済的に困窮、ただで学ぶことができる士官学校へ入学したことで、軍人としての道を進みます。
こうして、”常勝の英雄”ラインハルトと戦術参謀として優秀なヤン・ウェンリーは、戦いの中でお互いの存在を意識するようになり、歴史が大きく動き始めます。
1988年から2000年までにリリースされた「銀河英雄伝説」はレジェエンド声優さんだらけ
話の内容はおいおいしていきますが、こちらの「銀河英雄伝説」はレジェンド声優さんばかりです。もう新たな作品でお声を聴くことができなくなってしまった方もいらっしゃいます。
ラインハルトの担当声優さんは堀川亮さん。聖闘士星矢のアンドロメダ瞬、ファイブスター物語のレディオス・ソープなど、当時、中世的な美しさのある青年役が多かった印象があり、納得です。
ヤン・ウェンリー役は富山敬さん。こちらも数々の作品でご活躍された声優さんです。キャンディ・キャンディのテリー役、宇宙戦艦ヤマトの古代進役など、二枚目役が多い印象ですが、ちびまる子ちゃんでまるちゃんの祖父、さくら友蔵役をされていたりもします。
銀河帝国側では、ラインハルトの姉アンネローゼ役に潘恵子さん(ガンダムでララァ・スン)、ロイエンタール役に若本規夫さん(コードギアスでシャルル・ド・ブリタニア皇帝)、ミッターマイヤー役に森功至さん(ガンダムでガルマ・ザビ)、メルカッツ役に納谷悟朗さん(ルパン三世で銭形警部)。
自由惑星同盟側では、アッテンボロー役に井上和彦さん(夏目友人帳のニャンコ先生)、ポプラン役に古川登志夫さん(ガンダムでカイ・シデン)、コーネフ役に鈴置洋孝さん(ガンダムでブライト・ノア)。
他にも青野武さん(エウレカセブンでアクセル・サーストン)、永井一郎さん(ガンダムのナレーション)、田中秀幸さん(聖闘士星矢のアイオリア)、阪脩さん(攻殻機動隊で荒巻大輔)、小林清志さん(ルパン三世で次元大介)も出演されてます。
しかし、ガンダム出演者率が高いですね~。(田中秀幸さんは確かガンダムにもご出演されていたような?)
聖闘士星矢率も高いですね。(鈴置洋孝さんは聖闘士星矢でドラゴン紫龍役)
「銀河英雄伝説」が見られるのは
まだまだこの先も紹介したい声優さんがぞくぞくと登場する、レジェンド声優さんだらけの「銀河英雄伝説」。
作品の内容もお伝えしていきますが、レジェンド声優さんのお声を聴くだけでも観る価値があります。
「銀河英雄伝説」も「銀河英雄伝説 Die Neue These」も、どちらもAmazonプライム、DMM TV、dアニメストアで配信中です。
ご興味を持たれた方、好きな声優さんが出演されている方は、この機会に是非ご視聴をおススメします。